「はばたけ！ゴールドリボン奨学金」事業における2025年度の奨学生の選考を12月18日に実施しました。選考の結果、大学・専門学校等への進学を希望する24名を奨学生として内定し、このたび結果を通知しました。
治療や健康上の理由によって現役での受験・進学が難しい小児がん経験者のために、今回も現役・既卒を問わず募集を行い、募集人数を大きく上回る過去最多の応募がありました。
当初の募集人数は「20名程度」としていましたが、皆さまからいただいたご寄付により、予定よりも多い24名に内定通知を出すことができました。
今回内定した学生たちは、入学試験の合格結果をもって正式に奨学生となります。
奨学生の選考は、大学准教授を委員長とし、元厚生労働省・関係研究機関所長（医師）、小児がん専門医（大学名誉教授）、患者会代表、学識経験者、当法人代表で構成する選考員会にて公正に実施しました。
できるだけ多くの学生たちを奨学生にしたい思いの一方で採用可能な人数には限りがあり難しい判断となりましたが、選考委員会が慎重に検討した上での決定となりました。
2025年度奨学生としての最終決定は来年３月末頃となり、４月の入学以降、それぞれが大学や専門学校で学ぶ２年～４年間の継続した支援を行います。
返済不要の給付型、そして他の奨学金との併用も可能な「ゴールドリボン奨学金」。
小児がんを経験した子どもたちの進学の夢と自立をサポートするための本事業に引続きご関心をお寄せいただき、子どもたちを応援していただければ幸いです。
