2月15日 は国際小児がんデー(International Childhood Cancer Day)です。
国際小児がんデーは、世界93か国、176の親の会(2020年時点)の国際ネットワークであるCCI(Childhood Cancer International : 国際小児がんの会)が2002年に提唱し、現在では世界各地で様々な団体が小児がんの啓発活動を展開するようになりました。
小児がんの理解や支援を呼びかけ、子どもたちを支える活動のシンボルマークが「ゴールドリボン」です。
『子どもは、最も貴重な宝物である』ことを金(ゴールド)に例え、ゴールドのリボンがシンボルマークとして使われています。
ゴールドリボン・ネットワークは、この「ゴールドリボン」を名称として2008年に設立しました。
活動を開始した当時は、日本では「国際小児がんデー」についてほとんど知られていませんでしたが、この十数年の間に「ゴールドリボン」の活動が徐々に知られて、日本でも2月15日に合わせた様々な啓発活動やイベントが行われるようになってきました。
当法人は、本年も『LIVE EMPOWER CHILDREN 2023』に参加しています。
毎年、世界で30万人以上、日本で2500~3000人の子どもたちが小児がんと診断されています。子どもたちやその家族は、様々な課題に直面しています。
「国際小児がんデー」をきっかけに、世界中の「がんと向き合う子どもたち」について知り、応援する輪がより広がることが期待されます。
わたしたちゴールドリボン・ネットワークは、日本の小児がん患児・経験者とその家族、医療関係者、そして支援をくださる方々の架け橋となり、子どもたちが「生きやすい社会」に向けて活動を続けてまいります。