5月13日（土）、東京・お台場にてゴールドリボンウオーキング2023が開催され、約2,200人の方に参加いただきました！
朝から雨天の予報のなか、空を見上げながら準備を進めた会場には、黄色いTシャツやグッズを身に着けた参加者の皆さまが傘や雨がっぱを手に続々と集合し、賑やかにスタート。
出発式では、小児がん経験者の小学生と大学生が自身の経験と想いを語ったスピーチ（スピーチを行ったお2人のインタビューをこちらからご覧いただけます）、そして小児がんの応援歌『WE ARE ONE』のミニライブが行われました。
『WE ARE ONE』は小児がん支援のチャリティソングで、作曲を担当された石井亮輔さんはがんを経験されており、作詞やレコーディングには小児がん経験者で結成された「ゴールドリボンフレンズ」が参加して誕生しました。
今回は、小児がん経験者の小・中・大学生が歌や楽器で加わったスペシャルバンドで演奏！
『WE ARE ONE』の明るく元気な曲調に、会場は手拍子で盛り上がりました。
出発式の後はいよいよウオーキングがスタート、雨の中でしたがみんなで歩けば足取りも軽く、３kmコースと５kmコースそれぞれでウオーキングを楽しみました。
会場では、当法人のブーステントにて小児がん経験者の子どもたちを紹介するタペストリーや、子どもたちの作品パネル、小児がんの説明パネルやゴールドリボン・ネットワークの活動紹介などを展示しました。
参加者の方々はウオーキングの前後に展示物をご覧になったり、2023年ミス・インターナショナル日本代表の方々がサポートくださった募金活動に協力されたり、チャリティバザーを覗いたり、各々での交流を楽しんだりと、笑顔溢れる中イベントは終了しました。
ゴールドリボンウオーキングは、小児がんの子どもたちを応援する啓発イベントとして2007年から始まりました。
小児がん支援のシンボルマークである『ゴールドリボン』について多くの方に知っていただいて、希少疾患である小児がんという病気を理解するきっかけとなるよう、ゴールドリボンのグッズを身に着けた参加者のウォーキングでその存在を伝えることが目的です。
そして、小児がんを経験した子どもたちとそのご家族にとっても大切なものとして毎回、開催を楽しみにしてくださっています。
初めて参加されたという小児がん経験者とご家族もあり、この輪がより広がっていくことが願われます。
ここ数年は人が集まるイベントの開催は難しい状況にありましたが、直接顔を合わせて場を共有するイベントの素晴らしさを改めて感じることができました。
参加、協力くださったみなさま、ありがとうございました！
