コメント：

病気になり、手術抗がん剤放射線で丸1年間入院生活をした後も、今でも大学病院通いは続き、毎日の投薬も一生続きます。
治療による晩期合併症が治療から数年後に突然出てきます。放射線治療から何年もたっているのに、突然耳が全く聞こえなくなり、人工内耳の手術をしたり、内分泌のホルモン異常で投薬が始まったり。
脳腫瘍の再発の心配が一番なのでMRIなどの検査通いだけでなく、耳鼻科や内分泌外来の通院もあり、それでも人並みに聞こえないなど、コミュニケーションも取りづらく、友達が欲しいのになかなかできません。
辛い治療も乗り越えたのに、いろいろな後遺症が出てきたり、心配も続くので、前向きになれない時も多々あります。
それでも、毎日大好きなピアノの練習を頑張って、いつか人前で演奏できる日が来れば　いいなと思います。
小児脳腫瘍のことや、晩期合併症のことも、みんなに少しずつでも理解してもらえたらいいなと思います。（本人）