「Gold Ribbon Month 2025 作品展」は、ゴールドリボン・ネットワークが「世界小児がん啓発月間」に小児がんの子どもたちの現状と、小児がん支援のシンボルマーク『ゴールドリボン』を多くの方に知っていただくことを目的に開催するイベントです。
テーマは「わたしのたいせつなもの」です。現在治療に向き合っている子どもたちの心の支えや、 小児がんやがんを経験した子どもたちの想いが、絵画や手工芸作品、ピアノ演奏などのさまざまな形で表現されています。14名による17点の作品を通して、子どもたちそれぞれにとっての「たいせつなもの」を感じていただければ幸いです。
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この写真は高校からの数少ない親友が、自分の夢に向かい海外に留学に行く前の最後の写真です。
彼は優しく自分の芯をしっかり持ち、とても面白い人で自分も彼から色々学び成長しました。そんな彼が自分の夢に向かい海外に行くことに、少しの寂しさと誇らしさを感じました。別れる時「さようなら」ではないなと思い、また会おうの「じゃな、またな」と交わしたのを覚えています。これは様々なことでも言えると感じていて、病気で亡くなった仲間も自分の中で生き続ける。だから今は、亡くなった親族にも、「じゃあね」と手を合わせるようにしています。
これが私の大切な人、想い。
また会えることを信じて寂しさを隠して、題名としました。
しばしの別れです。 (本人)